はじめに
この記事は静かなアケコンを「手に入れる」という目的から逸れ、いつの間にか静かにするための「改造をする」ことが目的になっていた愚か者が作成しています。
「静かなアケコン」そのものが欲しい方は、素直に静音仕様のアケコンを買った方がよいでしょう。
今回の素材
本日調理するのはこのHORI リアルアーケードPro.VX SA
。
結構前に購入したもので、最近のアケコンとはボタン配列が違ったりします。
型番のSA
は三和電子製のパーツを使用しているためらしいですが、パーツは全てセイミツ製に置き換えてしまっているため実質SE
です。尊厳破壊です。
某格闘ゲームを始めてしまい、折角なので持っていたアケコンを使ってみようということで試してみた。
今まではSTGぐらいでしか使っていなかったため、あまり気にしていなかったが、まぁこれがうるさいのなんの。
そもそも何故うるさい
まずはボタン。
勢いよく叩くとプラスチック同士が衝突してでかい音が鳴る。
次にスティック。
動かすたびにマイクロスイッチがカチカチカチカチ。
勢いよく操作すると、レバーが内部のパーツに衝突してでかい音が鳴る。最後にボディ。
発生した様々な音が内部の空洞により響く。楽器かな?
ということで、これらの要素をどうにかする。
改造
というわけで改造する。このあたりで改造することが目的になっていることに気付く。
ボタン
ボタンをバラし、内部にクッションとなるゴムワッシャーを置く。(四方の出っ張りにそっと置く)
クリアボタン特有の問題として、ボタンとカバーが固定されていないことによるガタツキがある。
なのでボタン側にこのように滑り止めとなるテープを貼り、はめ込んだ際にパーツが固定されるようにする。
あとは最初に置いたゴムワッシャーがズレないように慎重に組み立てる。
スティック
使用しているのはLS-32だが、マイクロスイッチの改造とかいう話になってくるので、今回はそのまま行く。
多分変に改造するよりも普通に静音スティックを買った方が早い。
ボディ
空洞にはスポンジを詰めればよいとの先人たちからのお言葉に従い、スポンジを詰める。
吸音スポンジで調べると、ウレタンスポンジやメラミンスポンジなんかが良いと出てくるので、メラミンスポンジを適当に詰める。
当初はちゃんと型取ってきれいにやろうと思っていたが、初手でズレたので諦めた。
で効果は?
計画性のない人間が改造前の動画を取っているわけもないので体感で・・・
ボタンの音は半減ぐらい、スティックは1割減程度。
ここまでやっておいてアレだが、恐らく静音仕様の部品やらを買った方が遥かにいい。
そう思い、静音スティックの型番を調べ始めるのであった・・・。